みなさん、こんにちは。
聞いたことはあるでしょうか?「ショートスリーパーは太る」って話。
「え?ショートスリーパー?カッコ良さそう!仕事できそう!」
「いやいや、そもそもショートスリーパーって何なん?短い睡眠がどうしたん?」
どちらの声にも伝えたい、睡眠とダイエットの深い関係。
今回は、痩せホルモンであるレプチンと太るホルモンのグレリン、そして睡眠時間についての話を書こうと思います。

結構重要な話なので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
【ショートスリーパーは太る!】睡眠不足はダイエットの大敵
結論から言うと、ショートスリーパーは太ります。
なぜなら、睡眠不足になると食欲が増すからです。
睡眠時間が短いと食欲抑制ホルモンの「レプチン」の分泌が低下して、食欲亢進ホルモンの「グレリン」の分泌が増加します。
「ホルモン?は?」と思った方もぜひ諦めずに読んでいってくださいね(笑)
要するに睡眠時間が短いと痩せホルモンが減って、逆に太るホルモンが増えるという訳です。
それぞれ詳しく説明しますね。
【ショートスリーパーが太る原因】レプチンってなに?
レプチンとは、食欲を抑えてくれるホルモンのことです。
- 脂肪細胞から分泌される
- 食事をしたあと分泌される
- 睡眠時間が少ないと分泌が少なくなる
- レプチンが正常に働いていると、脳にある満腹中枢が刺激されてお腹いっぱいを感知する
体脂肪が多い期間が長いと、満腹中枢も鈍くなります。
すると、満腹感を感じにくく食べ過ぎてまた太って…という負のスパイラルに陥るんですね。
【ショートスリーパーが太る原因】グレリンってなに?
グレリンとは、食欲亢進ホルモンのことです。
- 胃から分泌される
- 睡眠時間が短いと増加する
- 体内のエネルギーが不足しがちな時に分泌される
- 空腹になるとグレリンが分泌され、脳にある食欲中枢が刺激され食欲旺盛になる
グレリンが正常に働かなくなると、食事をして時間が経っていないのに空腹を感じます。
しかもハイカロリーなものが食べたくなるらしいです。



夜中にラーメン・ポテチ・アイスが欲しくなる理由はこれか…
しかもグレリンさん、運動不足の原因にもなるらしいです。
運動への意欲はグレリンが不足する空腹時に高まります。食事のリズムが狂うと、グレリンの分泌リズムも狂います。
だから、食事のリズムを正せばグレリンの分泌リズムも整い、運動への意欲も湧いてくると言う訳です。
確かに、お腹いっぱいのときは運動しよう!って思いませんよね。動くのがめんどうになって、ゴロゴロして…
ちょっと時間が経ったら、何かつまんで、またゴロゴロして…



痩せる要素0
動く時間より食べる時間が多いと、いつまでたっても現状は変わりません!
ショートスリーパーとは?
ここからは、睡眠に関して書きますね。
ショートスリーパーとは4~6時間の短い睡眠時間でも、昼間も眠気を感じることなく健康を維持できる人のことです。
どんな環境下で寝ていても、自然に4~6時間に睡眠で目が覚めて、昼間も眠くならないらしい…ですよ。
昼間も眠気を感じない、というのがポイントです。
ショートスリーパーは誰でもなれる?
答えはNOです。
ショートスリーパーは、遺伝子レベルで決まっているそうなので、努力や訓練でどうこうできるものではありません。
かっこいいと思い込んで、ショートスリーパーを気取ってしまうと太るだけかもしれませんので要注意です。
長い時間起きていると、その分エネルギーが必要になるので食欲が増します。
遅い時間に夕食を取るようになったり、夜食やおやつに手が伸びたりします。
そのあと眠ると、カロリー消費はしてくれません。ほとんど脂肪に蓄積されます。
結果、太る原因になります。



生活習慣を整えておくことは、健康はもちろんダイエットにおいても大切です
ショートスリーパーってどれくらいいるの?
人口当たり、1%もいないという噂です。
狭き門!(笑)
もしも、自分でショートスリーパーだと言う人がいたら、「昼間、眠くならないの?」って聞いてみてください。
「ん~、その日によるかな」って言ったら自称ショートスリーパーです。
「短い昼寝はするけどね。昼間20分くらいの睡眠は、その後の作業効率が上がっておすすめだよ」って言ったら、知ったかぶりの普通の人です。
もしあなたが、どちらかに当てはまっていたら…路線変更しましょう。
無理して睡眠時間を短くすると太るので注意!
【ショートスリーパーじゃないなら】適切な睡眠時間は?
ここからは睡眠時間についてつらつらと書いていきます。
もうダイエット関係なくね?なんて思う方も、ダイエットに超関係ありありなのでぜひ読んでいってください!
ショートスリーパーじゃない人の平均睡眠時間は?
18歳から64歳の平均睡眠時間は6時間から8時間のようです。年齢とともに睡眠時間は短くなります。
厚生労働省の適切な睡眠指針を読んでいたら、書いてました(笑)
12ページに書いてあります。
年齢や季節によっても、睡眠時間は変わってきます。冬場は長くて、夏場は短くなるんだって。日照時間と関係しているからですね。
分かる気がしませんか?太陽が出ていると「朝が来たな!」って起き上がれる夏の朝と、外が暗くて「まだ夜やん…」って布団から出られない、冬の朝…
では、どれくらいの時間を寝ていたら、寝不足にならず太ることがないのでしょうか?
ショートスリーパーじゃないあなた!ちゃんと寝れているかチェック!
昼間に眠くて眠くてたまらない!ってなっていなければ、しっかり体を休められているようです。
仕事や家事をしているあいだ、眠くならずに元気に動けるなら、適切な睡眠時間が取れているといえるでしょう。
寝不足でも寝すぎても、思うように体が動いてくれなかったり、頭が働かなかったりしますから。
ちなみに、夜型人間か朝型人間か問題。これも生まれつきだそうです。サクサク動ける方に合わせて生活すれば、問題はありません。
いろいろ気にしすぎて、寝れなくならないようにしてください!
それがいちばん、体に悪いです。
健康な体と健全な精神を保っていられたら、あなたの睡眠は大丈夫。
もしぐっすり寝られない、寝つきが悪いなどの悩みがあるようなら、寝る前のストレッチがおすすめです。
こちらの記事を参考にどうぞ。


寝溜めはNG!【生活のリズムが崩れると太る原因に…】
これも忘れないでください。寝だめはできません。
寝だめをしたつもりでも、だるかったり、頭が重かったり、やる気が出なかったりしているはずです。
お休みの日は疲れていても、朝はいったん起き上がることをおすすめします。
そして1時間くらいの昼寝をして、夜は早めに寝るようにしてみてください。
生活リズムを大きく崩さないようにしましょう。
以前、オートファジーの記事を書きましたが、その中で、10時間の睡眠を取るというフォロワーさんの体験談があります。
これは、目的が違います!10時間の睡眠や寝だめをおすすめしている訳ではありませんのでご注意を!
気になる方はこちらの記事をどうぞ。


まとめ
今回はショートスリーパーは太るのか、レプチンとグレリンの話と睡眠時間について書いてみました。
睡眠不足になると痩せホルモンであるレプチンが減って、太るホルモンのグレリンが増える!
しかもレプチンが増えると、パンチのあるハイカロリーなものを欲するので要注意!
が肝だと覚えてください。
睡眠に関しては、
- ショートスリーパーは遺伝子レベルで決まっており、努力や訓練ではどうにもならない
- 平均睡眠時間は、6時間~8時間くらい
- 昼間、眠く眠くて仕方ない!状態にならなければ適切な睡眠時間は取れている
- 寝だめはできない!お休みの日は、昼寝や早寝をして生活リズムを大きく崩さないようにする
でした。
健全なダイエットは健全な生活習慣から。一緒にゆるく行きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました♡
少しでも参考になればうれしいです。
他にもダイエットに関する記事を書いてありますので、ホームから読んでみてくださいね!
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